最近の日本の若者、大谷選手、藤井八冠などの活躍には目覚ましいものがあります。それも世界的な活躍もあり、本当に素晴らしいことです。おそらく、与太郎が知らない活躍が、まだまだ無数にあるのではないかと思います。本当に素晴らしいことです。

ところが、政治の世界では、あまり若者の姿がありません。さらに、若者の投票率は相対的には低いものになっています。これには、いろいろな原因があると思います。この解決策の一つとして、若者に、直接政治に参加してもらい、政治に興味を持ってもうことで多少なりとも解決できるのではないかと考えています。

一言で政治といっても、政治は幅広く、かつ、大変難しい職業であると思います。政治には、高い倫理観に加え、幅広い知識と経験が必要です。そして、社会をよりよくするための使命感が必要です。

しかし、今日、本当に使命感を持ってやっている政治家が多くいるとは思えません。特に地方では、既得権益を守るための政治になっており、今日の地方衰退を考えると、地方議員が今まで何をやっていたのか、極めて疑問に感じてしまいます。

これでは日本の将来は明るくありません。 エール大学の成田雄介氏が述べているように、民主政治はすぐには変わらないので、過疎地に若者が移住し、若者中心の市町村を作るべきといっていますが、与太郎もこの意見に一定の理解を示しています。

そこで今回は、地方の政治改革について提案します。政治の質を向上させるため、特別地域を複数選び、若者(例えば20代)の議員数の最低数を規定します。そして、やる気のある若者に議員になってもらい地方政治に参加してもらいます。

それらの特別地域と従来の地域での変化を定点観測し、どのような変化があったかを見ながら、地方政治を改革していきます。少し時間がかかりますが、ネットで状況を幅広く発信することで、多くの若者が、注目すれば、若者の政治に関する意識が変わることが期待できます。

地方政治を若者にリードしてもらうことの利点は、大きく2つあると思います。

1つ目は地方創生の成功です。地方衰退の最大の問題は若者離れです。過疎化した地方で、残った老人たちが、業者に頼んで地方創生をやっても、補助金に頼って過疎化を遅らせるだけでメリットがありません。そこで、若者によって、彼らが住みたい地方に創生してもらうことです。それには、もともとの住民との摩擦も発生するかもしれません。そこを、地方議会の場で話し合って決めてもらうのです。

2つ目は、若者に政治リーダとしての経験を積んでもらうことです。これはエリートを育成するだけでなく、多くの若者に政治を経験してもらい、民主主義というものを進化させてもらうことです。若者はユニークで優秀です。それは、現在の若者の活躍を見れば明らかです。彼らは生まれながらのネット世代で、情報量が昭和世代と全く違います。さらに、感覚はグローバルです。彼らに民主主義を経験してもらい、日本をよりよく、さらには世界をよりよくしてもらうことが大事です。

しかし、若者は経験という面で不足している部分がありますが、それは有り余る老人がカバーすればいいのです。

変化する世の中では、すべての世代が、持っている知恵を出して、より良い方向に進んでいく必要があります。老人だけ、男だけ、これではもう先は見えています。すべての世代、性別がバランスよくいて、政治をリードするべきです。

まず、地方の活性化のためにも、そして、若者の育成のためにも、さらには、日本の将来のため、世界の将来のため、若者が政治参加できる地域を、強制的に作っていくべきと提案したいと思います。


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